2010年 03月 10日
朝食パン
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フランスの朝食と言ったら「パン・オ・ショコラ」「クロワッサン」
「バゲットにジャム」が一般的。
フィリピンの主食は日本と同じ「お米」なので、大抵はご飯を食べますが、
それでも昔から広く愛されている「朝食パン」というものがあります。
その名も「Pan de Sal ;パンデサル」。
直訳すると「塩のパン」という意味で、
もともと16世紀にポルトガルから伝わったもの。
最初はバゲット(フランスパン)と同様、
小麦粉/水/イースト/塩のみが原料とされたシンプルなものだったようですが
(「塩のパン」という名の由来もそこから来たのだと)、
時代とともにバターが加えられたりして少し甘みのあるパンに変わったそうです。
でも、昔ながらにして変わらないのが食感。
生地を焼く前に、まわりに「細かいパン粉」をまぶして焼くのが特徴で
(カレーパンよりももっともっと細かいパン粉)、
外パリッ、中フワッ、という食感がたまりません。
そのまま食べても良し。
中にチーズ、スクランブルエッグ、コーンビーフ等をはさんでも良し。
ロールパンとはまた違う、やさしい味がして、これがまた最高に美味しいんだ。
言うまでもなく「パンきちがい」の仁奈の大好物です。
パンデサルはスーパーでもコンビニでも
どこでも買えるパンなほど一般的なものですが、
やはり美味しいのは昔からある近所のパン屋さんで朝買う焼きたてのもの。
1個2ペソ(約4円)のほかほかのパンデサルを、
このように茶色のリサイクル紙でできた袋にそのままむきだしで入れてくれます。
食はその国の歴史/文化を語る。
フィリピンの朝食パン「パンデサル」は、
フィリピンでの生活には欠かせないものの一つ。
今日もLola(おばあちゃん)がパン好きの仁奈のために
袋いっぱいに届けてくれたパンデサルで朝食です♪
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by kanabomanila
| 2010-03-10 14:31
| フィリピンの食べ物