2010年 10月 26日
幸せな食卓
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フィリピン料理と言えば、
アドボ、シニガン、シーシッグ、ティノラ、ブラロ....
などなど、いわゆるアジア的な料理は幾つか既にご紹介をしてきましたが、
「スペイン文化」の影響を受けたスペイン風フィリピン料理も多くあります。
そんな料理を、古いスペインファミリーの家で楽しめる場所が、
Intramuros イントラムロスから車で5分ほど、
マラカニヤン宮殿(大統領公邸)のある敷地内にあります。
La Cocina de Tita Moning.
ここは、スペイン人の裕福な家族、
元医師であったDon Alejandro Legarda (アレハンドロ・レガルダ旦那様)と
その妻 Dona Romona Legarda (ロモナ・レガルダ大奥様;Tita Moning )の元邸宅で、4人の子供(のちに皆、医師になる)を愛情を持って育てた場所。
Tita Moningこと、ロモナ夫人はそれはそれは料理が得意だったそうで、
夫婦共に家族での食事を非常に大切にしていたとか。
右下の写真は、邸宅内にあった診療所。アレハンドロ氏は、産婦人科医でありました。
アレハンドロ氏は93年に、ロモナ夫人は99年に他界し、
その後、孫であるSuzette Legarda Montinola
スゼット・レガルダ・モンティノラさんが、
祖母のレシピを家族/友人達だけでなく、
より多くの人に楽しんでもらいたいという願いをこめて、
このレガルダ邸宅を開放して
「La Cocina de Tita Moning ; モニンおばさんの台所」
をオープンすることに。
レガルダ家族の所有していた多くの私物/骨董品も展示されており、
食器類/家具類も全て家族が使っていたもの。
従業員のほとんどは、長年レガルダ家族に仕えた人たちで、
そこにはレガルダ夫妻が守ってきたあたたかいホスピタリティーがある。
オーナーのスゼットさんは、ここを「レストラン」とは呼ばず、
料理、空間、全てを楽しんでもらう 「Dining Experience」 と呼んでおり、
予約のお客様のみを受け入れる「全予約制度」。
ひととおり大邸宅を案内してもらった後(食事の前にツアーがあります)、
私たちは素敵にセッティングされた食卓に通されました。
早速、はしゃいでナプキングリングをふりまわす仁奈を見て、
食器をこわさないかヒヤヒヤしながらランチがスタート、笑。
レガルダ家に長年伝わる「魔法のつけ合わせ」。
オリーブ、干しぶどうなどからできており、どんな料理にも合います。
まずは、本日のスープ(かぼちゃのスープ)に、
ビーツのサラダ。
↑、これ、私もJ-kunも「Roast Beats saladロースト・ビーツ サラダ」を
「 Roast Beef salade ロースト・ビーフ サラダ」と読み間違えてオーダーしたものの、ドレッシングとナッツとバランスが絶妙でとても美味しかったです。
そして、メインはレガルダファミリーが未だにこの街で一番美味しいと誇る
「Paella パエリア」と、
チキンの中にソーセージなど色々な詰め物をして焼いた
「Chicken Relleno チキン・レリエノ」を。
どれも上品な味わいでとっても美味しい!
こんな美味しい料理を囲みながら、
レガルダファミリーはその日あったことなんかを
語りあったのかなと想像してみたり。
仁奈?もちろん、どの料理もしっかり堪能しましたよ....「お箸」でね、笑。
日本に行ってからというもの、
なんでも「お箸」で食べたがるようになりました。
どんなに小さいもの(ボーロとか)でも、お箸で器用に食べてます、笑。
お腹いっぱいになっても、デザートは別腹、笑。
Tita Moningの有名な「Bread Pudding パンのプディング」もいただきました♪
J-kunダディーと仁奈と、こうして愛情を込めて作られた美味しい食べ物を食べて、
それは何よりもの幸せ。
幸せ家族の基本は、
「幸せな食卓」
にあると、
そんなことを改めて感じさせてくれた場所でした。
それぞれのテーブルには、当時と同じように、
メイドさん/スタッフを呼ぶための呼び鈴が。
皆様も、ぜひ幸せの食卓、
La Cocina de Tita Moning へ。
(予約制)
**************************************
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アドボ、シニガン、シーシッグ、ティノラ、ブラロ....
などなど、いわゆるアジア的な料理は幾つか既にご紹介をしてきましたが、
「スペイン文化」の影響を受けたスペイン風フィリピン料理も多くあります。
そんな料理を、古いスペインファミリーの家で楽しめる場所が、
Intramuros イントラムロスから車で5分ほど、
マラカニヤン宮殿(大統領公邸)のある敷地内にあります。
La Cocina de Tita Moning.
ここは、スペイン人の裕福な家族、
元医師であったDon Alejandro Legarda (アレハンドロ・レガルダ旦那様)と
その妻 Dona Romona Legarda (ロモナ・レガルダ大奥様;Tita Moning )の元邸宅で、4人の子供(のちに皆、医師になる)を愛情を持って育てた場所。
Tita Moningこと、ロモナ夫人はそれはそれは料理が得意だったそうで、
夫婦共に家族での食事を非常に大切にしていたとか。
右下の写真は、邸宅内にあった診療所。アレハンドロ氏は、産婦人科医でありました。
アレハンドロ氏は93年に、ロモナ夫人は99年に他界し、
その後、孫であるSuzette Legarda Montinola
スゼット・レガルダ・モンティノラさんが、
祖母のレシピを家族/友人達だけでなく、
より多くの人に楽しんでもらいたいという願いをこめて、
このレガルダ邸宅を開放して
「La Cocina de Tita Moning ; モニンおばさんの台所」
をオープンすることに。
レガルダ家族の所有していた多くの私物/骨董品も展示されており、
食器類/家具類も全て家族が使っていたもの。
従業員のほとんどは、長年レガルダ家族に仕えた人たちで、
そこにはレガルダ夫妻が守ってきたあたたかいホスピタリティーがある。
オーナーのスゼットさんは、ここを「レストラン」とは呼ばず、
料理、空間、全てを楽しんでもらう 「Dining Experience」 と呼んでおり、
予約のお客様のみを受け入れる「全予約制度」。
ひととおり大邸宅を案内してもらった後(食事の前にツアーがあります)、
私たちは素敵にセッティングされた食卓に通されました。
早速、はしゃいでナプキングリングをふりまわす仁奈を見て、
食器をこわさないかヒヤヒヤしながらランチがスタート、笑。
レガルダ家に長年伝わる「魔法のつけ合わせ」。
オリーブ、干しぶどうなどからできており、どんな料理にも合います。
まずは、本日のスープ(かぼちゃのスープ)に、
ビーツのサラダ。
↑、これ、私もJ-kunも「Roast Beats saladロースト・ビーツ サラダ」を
「 Roast Beef salade ロースト・ビーフ サラダ」と読み間違えてオーダーしたものの、ドレッシングとナッツとバランスが絶妙でとても美味しかったです。
そして、メインはレガルダファミリーが未だにこの街で一番美味しいと誇る
「Paella パエリア」と、
チキンの中にソーセージなど色々な詰め物をして焼いた
「Chicken Relleno チキン・レリエノ」を。
どれも上品な味わいでとっても美味しい!
こんな美味しい料理を囲みながら、
レガルダファミリーはその日あったことなんかを
語りあったのかなと想像してみたり。
仁奈?もちろん、どの料理もしっかり堪能しましたよ....「お箸」でね、笑。
日本に行ってからというもの、
なんでも「お箸」で食べたがるようになりました。
どんなに小さいもの(ボーロとか)でも、お箸で器用に食べてます、笑。
お腹いっぱいになっても、デザートは別腹、笑。
Tita Moningの有名な「Bread Pudding パンのプディング」もいただきました♪
J-kunダディーと仁奈と、こうして愛情を込めて作られた美味しい食べ物を食べて、
それは何よりもの幸せ。
幸せ家族の基本は、
「幸せな食卓」
にあると、
そんなことを改めて感じさせてくれた場所でした。
それぞれのテーブルには、当時と同じように、
メイドさん/スタッフを呼ぶための呼び鈴が。
皆様も、ぜひ幸せの食卓、
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by kanabomanila
| 2010-10-26 15:04
| フィリピンの食べ物